スイッチング|CCNA v1.1・v2.0

トランクポートと802.1Q

トランクは複数VLANの通信を一本の接続で運び、802.1Qタグで所属するVLANを区別します。

目安 12分

解説

VLANごとにケーブルを増やさず、タグを付けて一本で運ぶ

二台の間で 10と 20の両方を運ぶとき、VLANごとに別々のケーブルを用意すると接続数が増えます。では、によりを含むタグを付けます。受信側のスイッチはタグを確認し、元と同じVLANへ分類します。これにより一本の物理接続で複数VLANを混同せずに運べます。

具体例で考える

例えば、2台のスイッチ間でVLAN10とVLAN20の通信を運ぶとき、VLANごとに別ケーブルを使う必要はありません。トランクではフレームへ802.1Qタグを付け、受信側がどのVLANの通信か見分けるため、一本で複数VLANを運べます。

一本のトランクを、VLANタグで区別しながら複数VLANが通る

スイッチAVLAN 10VLAN 20送信前にタグを付ける
スイッチBVLAN 10へ分類VLAN 20へ分類タグを見て所属を判断

タグは荷札のような識別情報:受信側は802.1Qタグ内のVLAN IDを確認し、VLAN 10の通信とVLAN 20の通信を混ぜずに扱います。

仕組み

送信するVLANを確認する

スイッチはフレームが所属するVLAN IDを確認します。

802.1Qタグを追加する

トランクへ送るフレームにVLANを識別する情報を付けます。

一本のリンクで複数VLANを運ぶ

VLAN 10とVLAN 20のフレームが同じ物理接続を通ります。

受信側でVLANへ戻す

タグのVLAN IDを読み、対応するVLANのフレームとして処理します。

CCNA試験ポイント

  • トランクポートは複数VLANを運びます。
  • 802.1QタグのVLAN IDで通信を区別します。
  • とトランクポートの用途を判断します。

確認問題・解説

確認問題 1

「トランクポートと802.1Q」そのものを説明しているものはどれですか?

確認問題 2

「トランクポートと802.1Q」について、次のうち「802.1Qタグを追加する」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?

まとめ

  • トランクは複数VLANを一本の接続で運びます。
  • 802.1Qタグが所属VLANを示します。
  • 受信側はタグを確認して正しいVLANへ分類します。