スイッチング|CCNA v1.1・v2.0
ネイティブVLAN
VLAN:Virtual Local Area Network
ネイティブVLANは、802.1Qトランク上のタグなしフレームを所属させるVLANです。両端で同じVLANに設定します。
解説
トランク上のタグなしフレームを所属させるVLAN
トランクでは、通常はを区別するタグをへ付けます。タグの中にあるが、VLAN 10やVLAN 20などの所属先を示します。ただしのフレームは、通常タグを付けずに送信されます。受信側はタグのないフレームを、その受信ポートで設定されたネイティブVLANへ所属させます。そのためトランク両端のネイティブVLANが異なると、同じフレームを別のVLANとして扱ってしまいます。
具体例で考える
例えば、トランクのネイティブVLANを両端ともVLAN99にすると、タグのないフレームはVLAN99として扱われます。一方のだけVLAN1にすると、同じタグなしフレームを別VLANだと解釈するため、両端を一致させる必要があります。
トランク上でも、ネイティブVLANのフレームだけは通常タグなしで送る
VLAN 10タグ10付きVLAN 10として受信
VLAN 20タグ20付きVLAN 20として受信
ネイティブVLAN 99タグなしVLAN 99として受信
両端の設定を一致させる片側がVLAN 99、反対側がVLAN 1だと、タグなしフレームを別のVLANとして扱ってしまいます。
「タグなし=VLANがない」ではない:トランクでタグなしのフレームを受信したとき、受信ポートに設定されたネイティブVLANへ所属させます。
仕組み
トランクのネイティブVLANを設定する
タグなしフレームを所属させるVLAN IDを決めます。
通常VLANにはタグを付ける
VLAN 10やVLAN 20はタグ内のIDで区別します。
ネイティブVLANはタグなしで送る
受信側はタグがないことを見てネイティブVLANへ分類します。
トランク両端を一致させる
同じタグなしフレームが両端で同じVLANに所属するよう設定します。
CCNA試験ポイント
- ネイティブVLANのフレームは通常タグなしで送信されます。
- タグなしフレームは受信ポートのネイティブVLANへ分類されます。
- トランク両端のネイティブVLAN不一致を避けます。
確認問題・解説
「ネイティブVLAN」について、次のうち「通常VLANにはタグを付ける」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?
まとめ
- ネイティブVLANはトランク上のタグなし通信を扱います。
- タグなしでも、受信側でVLANへ所属させます。
- トランク両端で同じネイティブVLANを設定します。