スイッチング|CCNA v1.1・v2.0

アクセスポート

アクセスポートは、パソコンなどの端末を一つのVLANへ所属させるためのスイッチポートです。

目安 10分

解説

端末がつながる接続口へ、一つのVLANを割り当てる

一般的なパソコンやプリンターは、自分が 10に所属していることを示すを付けずにを送ります。そこでは、フレームを受け取ったの設定を見て所属を決めます。VLANを区別する10や20などの番号をと呼びます。たとえばポート1をVLAN ID 10、ポート2をVLAN ID 20へ設定すると、同じスイッチにつながっていても別のとして扱えます。

具体例で考える

例えば、営業部PCをスイッチのGi0/1へ接続し、そのポートをVLAN10のアクセスポートにします。Gi0/1は「GigabitEthernet 0/1」を短く書いたポート名で、スイッチが接続口を区別するために使います。やVLAN番号ではありません。番号の付け方は機種によって異なりますが、設定するときはPCを実際につないだポート名を確認します。PCが送る通常のフレームにVLANタグがなくても、スイッチはGi0/1の設定からVLAN10の通信として扱います。

端末を接続したポートごとに、所属するVLANを一つ決める

営業部PC通常のフレームを送る
LANケーブル
スイッチの接続口ポート1アクセスポート所属:VLAN 10
総務部PC通常のフレームを送る
LANケーブル
スイッチの接続口ポート2アクセスポート所属:VLAN 20

端末はVLANを意識しない:PCは通常のフレームを送るだけです。どのVLANへ入れるかは、受け取ったスイッチのアクセスポート設定で決まります。

仕組み

VLANをスイッチへ作成する

所属先として使うVLAN IDを用意します。

端末を接続するポートを選ぶ

パソコンやプリンターがつながる物理的な接続口を確認します。

ポートをアクセスモードにする

一つのVLANへ所属する端末用のポートとして動作させます。

所属VLANを指定する

受信したタグなしフレームを、指定したVLANの通信として扱います。

CCNA試験ポイント

  • アクセスポートは通常、一つのVLANに所属します。
  • 端末から受信したタグなしフレームは、ポートに設定されたVLANへ分類されます。
  • switchport mode accessswitchport access vlanコマンドの役割を区別します。

確認問題・解説

確認問題 1

「アクセスポート」そのものを説明しているものはどれですか?

確認問題 2

営業部PCがスイッチのGi0/1という接続口につながっています。このPCをVLAN 10へ所属させる場合、アクセスポートの設定を行う対象はどれですか?

まとめ

  • アクセスポートは主に端末を接続します。
  • 所属VLANはスイッチ側のポート設定で決まります。
  • 異なるVLANへ設定したポート同士は、別のネットワークとして扱われます。