ネットワークの学習サイトを作ってみようと思った
自分も一応、IT業界の端くれではあります。 ただ、胸を張って話せるような経験やスキルがあるわけではありません。 持っているのも初級の資格が4つほどで、ネットワークについても勉強中です。
せっかく勉強するなら、自分のためのメモだけで終わらせず、 同じようにネットワークでつまずいている人にも使えるものを作れないか。 そう考えたのが、このサイトを作り始めたきっかけでした。
参考書を読んでいると、知らない言葉の説明に、また別の知らない言葉が出てくることがあります。 「ここが分からない」と感じた場所まで戻って説明してくれる教材があれば、 初心者でも少し楽に進められるのではないかと思いました。
最初は、AIに任せれば作れると思っていた
自分には、Webサイトを一から組み上げられるほどのコーディング経験はありません。 そこで、画面の構成や必要な機能をAIに相談し、コードの作成も任せることにしました。
実際、教材ページ、問題演習、復習、模擬試験、スマートフォン対応など、 自分だけでは形にできなかったものが次々に動いていくのは面白い体験でした。 コードが書けなくても、作りたいものを言葉で説明すれば、かなりのところまで進められます。
ちなみに、自分が直接コードを触ったのは、この制作ノートのページくらいです。 それ以外は、やりたいことや直してほしいところを伝え、AIに実装してもらいました。
それでも、手放しでは任せられなかった
作り始める前は、もう少しAIに任せたまま完成まで進められると思っていました。 ところが、実際にはそう簡単ではありませんでした。
一見きれいに見えても、スマートフォンで開くとレイアウトが崩れていたり、 ボタンを押しても何も起きなかったりします。 教材では、説明していない用語が突然出てきたり、 途中の考え方を飛ばして結論だけ書かれていたりすることもありました。
問題文と正解がかみ合っていないことや、 日本語として読めても何を聞いているのか分からない文章もありました。 指摘した部分は直っても、別のページには似た問題が残っていることもあります。 AIに任せるだけだと、ときどき妙な仕様や、不自然な文章がそのまま出てきます。
仕様についても同じでした。 機能が増えるほど便利になるとは限らず、 利用する人にとっては操作が増えて面倒になる場合があります。 「技術的にできるか」だけではなく、「本当に必要か」を一つずつ考える必要がありました。
結局、人が見る作業は必要だった
AIを使えば、制作の速度はかなり上がります。 ただし、出来上がったものが分かりやすいか、内容が正しいか、 実際に操作して困らないかを判断するのは、今のところ人の役目だと感じています。
特にこのサイトは、ネットワークを初めて学ぶ人を対象にしています。 知識がある人なら頭の中で補える説明でも、初心者には通じません。 「なぜそうなるのか」「その言葉は何なのか」と立ち止まりながら確認することで、 ようやく少しずつ教材らしくなっていきました。
自動検査も取り入れていますが、それだけですべての違和感を見つけられるわけではありません。 最後はページを開き、文章を読み、問題を解き、パソコンとスマートフォンの両方で確かめる。 地味ですが、この作業は省けませんでした。
これからについて
まだ完璧なサイトではありません。 内容に誤りが残っている可能性もありますし、 実際に使って初めて分かる不便もあると思います。 気になる点があれば、お問い合わせ・問題報告から教えてください。
まずは、今ある教材と問題を安心して使える状態に保つことを優先します。 そのうえでサイトを継続して利用してもらえ、運営も順調に続けられるようであれば、 学習を助ける新しい機能も追加していきたいと考えています。
AIを使えば、経験が少なくてもここまで形にできる。 その一方で、AIが作ったものをそのまま公開するのは難しい。 このサイト自体が、その両方を記録する制作例になればと思っています。