Ethernet通信|CCNA v1.1・v2.0
TCP・UDPとポート番号
TCP:Transmission Control ProtocolUDP:User Datagram Protocol
TCPは確実な配送を重視し、UDPは処理の軽さを重視します。ポート番号は通信先のサービスを区別します。
解説
IPアドレスで機器を、ポート番号で機器内のサービスを選ぶ
は接続を確立し、データの順序や到着確認、必要な再送を行うため、確実性を重視する通信に向きます。はこれらを簡略化し、処理の軽さや遅延の少なさを重視します。は一台の機器で動くWeb、など複数のサービスを区別します。
具体例で考える
例えば、Web閲覧ではTCPがデータの順序や再送を管理し、HTTPSのポート443が相手のWebサービスを示します。音声など速度を優先する通信ではUDPが使われることがあります。同じでもポート番号でサービスを区別します。
IPアドレスでサーバーを選び、ポート番号でサーバー内のサービスを選ぶ
利用者のPCWebページを見たい
どの機器へ?宛先IP
203.0.113.10
203.0.113.10
機器内のどのサービスへ?TCP ポート443
サーバーIP:203.0.113.10
TCP 443WebTCP 22SSHUDP 53DNS
- 接続を確立
- データを順番に送る
- 到着を確認
- 届かなければ再送
Web、SSHなど
- 接続確立を省略
- データを送る
- 標準では到着確認なし
- 標準では再送なし
DNS問い合わせ、音声・映像など
UDP=必ず速い、TCP=必ず遅いとは限らない:基本動作の違いを理解し、アプリケーションが必要とする確実性や遅延の少なさに応じて使い分けます。
仕組み
IPアドレスで宛先機器を指定する
ネットワーク上のどの機器へ届けるかを示します。
ポート番号でサービスを指定する
宛先機器内のどのアプリケーションへ渡すかを示します。
TCPは接続と到着を管理する
順序、到着確認、再送などを行い、確実な配送を助けます。
UDPは簡潔に送る
接続確立や再送を標準では行わず、処理の軽さを優先します。
CCNA試験ポイント
- TCPはコネクション型、UDPはコネクションレス型です。
- IPアドレスとポート番号の役割を区別します。
- 代表的なサービスがTCP・UDPのどちらと何番ポートを使うか学びます。
確認問題・解説
「TCP・UDPとポート番号」について、次のうち「ポート番号でサービスを指定する」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?
まとめ
- TCPは到着確認や再送を行います。
- UDPは処理を簡略化し、遅延を抑えます。
- ポート番号は機器内のサービスを区別します。