Ethernet通信|CCNA v1.1・v2.0
ICMPとping
ICMP:Internet Control Message Protocol
pingはICMPを使ってIP通信の到達性を確認しますが、失敗した場所や原因のすべてまでは特定できません。
解説
pingは、相手までIP通信が往復できるかを確かめる
pingは指定したへエコー要求を送り、相手からエコー応答が返るか確認します。応答があれば、送信元から相手までと、その戻りの経路でIP通信できることが分かります。ただし、応答がない原因は相手の停止、経路障害、によるICMP遮断など複数あります。
具体例で考える
例えば、PCからへpingを送って応答が返れば、少なくともICMPの要求と応答が往復できたと分かります。応答がなくても、相手機器の停止、途中経路、など複数の原因があるため、pingだけで原因までは断定できません。
pingは要求だけでなく、応答が戻るところまで確認する
1ICMPエコー要求宛先へ「届きますか?」と送る
送信元PC192.168.1.10
ルータ・経路宛先へ中継
宛先サーバー192.168.2.20
2ICMPエコー応答宛先から「届きました」と戻す
宛先サーバー応答を送信
ルータ・戻りの経路送信元へ中継
送信元PC応答を受信
応答あり往路と復路でIP通信できた
応答なし相手停止・経路障害・ICMP遮断などを追加確認
「応答なし」は原因名ではない:pingだけでは原因を一つに決められません。まず近い機器から順番にpingし、通信できなくなる場所を絞ります。
仕組み
宛先を指定してpingを実行する
IPアドレスまたは名前を指定して到達確認を開始します。
ICMPエコー要求を送る
ルータなどを経由し、宛先へ確認メッセージを送ります。
宛先がエコー応答を返す
通信でき、ICMPが許可されていれば応答が戻ります。
結果を切り分けに使う
応答の有無、損失、往復時間を確認し、次に調べる範囲を絞ります。
CCNA試験ポイント
pingはICMPエコー要求・応答を使います。- 応答がないだけでは原因を一つに断定できません。
- 段階的に近い宛先から確認すると障害箇所を絞れます。
確認問題・解説
「ICMPとping」について、次のうち「ICMPエコー要求を送る」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?
まとめ
pingはIP通信の往復到達性を確認します。- 応答があれば宛先との間で通信できています。
- 応答がない場合は経路、相手、通信制御などを追加確認します。