Ethernet通信|CCNA v1.1・v2.0

ICMPとping

ICMP:Internet Control Message Protocol

pingはICMPを使ってIP通信の到達性を確認しますが、失敗した場所や原因のすべてまでは特定できません。

目安 9分

解説

pingは、相手までIP通信が往復できるかを確かめる

pingは指定したエコー要求を送り、相手からエコー応答が返るか確認します。応答があれば、送信元から相手までと、その戻りの経路でIP通信できることが分かります。ただし、応答がない原因は相手の停止、経路障害、によるICMP遮断など複数あります。

具体例で考える

例えば、PCからpingを送って応答が返れば、少なくともICMPの要求と応答が往復できたと分かります。応答がなくても、相手機器の停止、途中経路、など複数の原因があるため、pingだけで原因までは断定できません。

仕組み

宛先を指定してpingを実行する

IPアドレスまたは名前を指定して到達確認を開始します。

ICMPエコー要求を送る

ルータなどを経由し、宛先へ確認メッセージを送ります。

宛先がエコー応答を返す

通信でき、ICMPが許可されていれば応答が戻ります。

結果を切り分けに使う

応答の有無、損失、往復時間を確認し、次に調べる範囲を絞ります。

CCNA試験ポイント

  • pingはICMPエコー要求・応答を使います。
  • 応答がないだけでは原因を一つに断定できません。
  • 段階的に近い宛先から確認すると障害箇所を絞れます。

確認問題・解説

確認問題 1

「ICMPとping」そのものを説明しているものはどれですか?

確認問題 2

「ICMPとping」について、次のうち「ICMPエコー要求を送る」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?

まとめ

  • pingはIP通信の往復到達性を確認します。
  • 応答があれば宛先との間で通信できています。
  • 応答がない場合は経路、相手、通信制御などを追加確認します。