機器とケーブル|CCNA v1.1・v2.0
スイッチの役割
スイッチは同じネットワーク内の機器を接続し、宛先の機器がつながるポートへデータを転送します。
解説
スイッチは、同じLANにある機器の接続をまとめる
会社の机にある複数のパソコンやプリンターは、ケーブルでのポートへ接続できます。スイッチは受け取ったデータの宛先を確認し、必要な機器がつながるポートへ転送します。宛先の判断には、ネットワーク機器を識別するを使います。この基本動作は同じ内の転送です。宛先が別のネットワークにある場合は、を見て経路を選ぶなどへデータを渡します。詳しい学習はEthernet通信との章で行います。
具体例で考える
例えば、PC-AからPC-Bへを送ると、スイッチはPC-BのMACアドレスがどのポートにあるかをで調べます。分かっていれば、そのポートだけへ転送するため、関係のない端末へ毎回送らずに済みます。
スイッチは、接続口と機器の対応を見て宛先だけへ転送する
送信元のパソコンプリンター宛てのデータを送るLANケーブル
スイッチ複数の機器を接続する中心
接続口1パソコンから受信
接続口2プリンターへ転送 →
接続口3別のPCへは転送しない
宛先のプリンター接続口2につながっている
別のパソコン接続口3につながっている
番号の意味:接続口1・2・3は、スイッチ本体にあるLANケーブルの差し込み口を区別する番号です。今回は接続口1で受け取り、宛先のプリンターがつながる接続口2だけへ転送します。
仕組み
端末をポートへ接続する
パソコンやプリンターなどを、LANケーブルでスイッチの接続口へつなぎます。
受け取ったデータを確認する
どの機器から届き、どの機器へ届けたいデータなのかを確認します。
必要なポートへ転送する
学習した宛先情報を使い、目的の機器が接続されているポートへデータを送ります。
異なるネットワークにはルータが必要
スイッチの基本的な役割は同じLAN内の転送です。別のネットワークへ届けるときはルータなどを使います。
CCNA試験ポイント
- スイッチは主に同じLAN内の機器を接続します。
- 宛先MACアドレスとMACアドレステーブルを使って転送先ポートを判断します。
- スイッチとルータの役割を混同しないようにします。
確認問題・解説
「スイッチの役割」について、次のうち「受け取ったデータを確認する」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?
まとめ
- スイッチは複数の有線機器をポートへ接続します。
- 宛先に応じて必要なポートへデータを転送します。
- 異なるネットワーク間の転送は、基本的にルータの役割です。