スイッチング|CCNA v1.1・v2.0

Rapid PVST+

PVST:Per-VLAN Spanning Tree

VLANごとに高速収束するCiscoのスパニングツリー方式です。

目安 12分

解説

VLANごとに高速収束するCiscoのスパニングツリー方式

Rapid PVST+は、通信ループを防ぐスパニングツリーをごとに動かすCiscoの方式です。各で経路の基準となるをルートブリッジと呼び、最小のブリッジIDを持つスイッチが選ばれます。各スイッチからルートブリッジへ最も近いポートがルートポートになり、各接続区間で代表して転送するポートが指定ポートになります。

具体例で考える

例えば、VLAN 10とVLAN 20で別々のスイッチをルートブリッジにすると、VLANごとに使う経路を調整できます。通常は転送に使わず代替経路として待機するポートをalternate(代替)ポートと呼びます。Rapid PVST+は障害時にこのポートを素早く転送状態へ切り替え、通信停止時間を短くします。

VLANごとにループのない経路を作る

Rapid PVST+の仕組みと確認点を順番に示す図スイッチAVLAN 10のルートスイッチBVLAN 10を転送スイッチCVLAN 10を転送代替Rapid PVST+の考え方VLANごとにスパニングツリーを作成障害時は代替ポートをすばやく転送状態へ変更VLANごとに異なるルートスイッチも設定できます

仕組み

ルートブリッジは最小のブリッジIDで決まります

ルートポートと指定ポートが転送を担当します

alternateポートは代替経路として待機します

CCNA試験ポイント

  • ルートブリッジは最小のブリッジIDで決まります。
  • ルートポートと指定ポートが転送を担当します。
  • alternateポートは代替経路として待機します。

確認問題・解説

確認問題 1

「Rapid PVST+」そのものを説明しているものはどれですか?

確認問題 2

「Rapid PVST+」について、次のうち「ルートポートと指定ポートが転送を担当します」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?

まとめ

  • VLANごとに高速収束するCiscoのスパニングツリー方式です。
  • ルートポートと指定ポートが転送を担当します。
  • ルートブリッジの配置は優先度を使って意図的に設計します。