IPアドレス|CCNA v1.1・v2.0

グローバルIPとプライベートIP

インターネットで使うアドレスと、組織内部で繰り返し使えるアドレスを区別します。

目安 9分

解説

内部ではプライベート、インターネット側ではグローバルを使う

はインターネット上で重複しないよう管理されます。は10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、192.168.0.0/16の範囲で、異なる組織が内部ネットワークで繰り返し使えます。そのままインターネットでは経路制御されないため、通常はなどで変換します。

具体例で考える

例えば、自宅PCは192.168.1.10というプライベートを使えますが、その値のままインターネット上の宛先としては使いません。家庭用ルータがグローバルIPアドレスへ変換することで外部と通信します。同じプライベート範囲は別の家庭でも使えます。

自宅の端末がNATを通ってインターネットへ出るまで

プライベートIPアドレスをルータでグローバルIPアドレスへ変換してインターネットへ通信する図自宅のパソコンプライベートIP:192.168.1.10外部宛て通信家庭用ルータNATで送信元IPを変換192.168.1.10 → 203.0.113.5グローバルIPで送信インターネット203.0.113.5を送信元として通信Webサーバー応答は家庭用ルータへ戻るプライベートIPは別の組織で重複できる家庭A:192.168.1.10家庭B:192.168.1.10それぞれの家庭内だけで使うため問題ありません

プライベートIPアドレスは、異なる家庭や会社で重複して使用できます。

仕組み

内部端末へプライベートIPを割り当てる

予約された三つの範囲から組織内で利用します。

外部通信をルータへ送る

端末は別ネットワーク宛ての通信をゲートウェイへ渡します。

NATで送信元を変換する

内部のプライベートIPを外部で使えるグローバルIPへ変換します。

戻り通信を内部端末へ戻す

変換記録を使い、応答を元の端末へ転送します。

CCNA試験ポイント

  • プライベートの三つの範囲を識別します。
  • グローバルIPはインターネット上で一意に管理されます。
  • プライベートIPは通常NATを介して外部通信します。

確認問題・解説

確認問題 1

「グローバルIPとプライベートIP」そのものを説明しているものはどれですか?

確認問題 2

「グローバルIPとプライベートIP」について、次のうち「外部通信をルータへ送る」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?

まとめ

  • グローバルIPはインターネット上で管理されます。
  • プライベートIPは内部ネットワークで使います。
  • 外部通信では通常NATなどを利用します。