Ethernet通信|CCNA v1.1・v2.0
パケットとフレーム
送信データは各階層で必要な情報を付け加えられ、パケットやフレームとしてネットワークへ送り出されます。
解説
同じデータでも、扱う階層によって呼び方と付加情報が変わる
アプリケーションが作ったデータは、ネットワーク層で送信元・宛先などを付けたになります。同じへ送り出すときは、さらに送信元・宛先などを付けたとして扱われます。受信側では外側の情報から順番に外し、元のデータをアプリケーションへ渡します。
具体例で考える
例えば、Webデータを送るとき、上位層のデータへ情報が付き、さらにIP情報が付いてパケットになります。同じを流す際はMACアドレスなども付いてフレームになります。受信側では逆順に外して元のデータを取り出します。
送信時は外側へ情報を付け、受信時は外側から順番に外す
送信側
1. アプリケーション送りたいデータ
↓ IP情報を付ける
2. パケットIP情報送りたいデータネットワーク間の宛先を示す
↓ MAC情報を付ける
3. フレームMAC情報
IP情報送りたいデータ
同じLAN内の次の相手を示すLANへ送信→実際に流れるのはフレーム
受信側
1. フレームを受信MAC情報
IP情報送りたいデータ
↓ MAC情報を確認して外す
2. パケットを取り出すIP情報送りたいデータ
↓ IP情報を確認して外す
3. アプリケーションへ渡す元のデータ
パケットはフレームの内側に入る:パケットとフレームは別々に送るものではありません。同じLANを流れるときは、IP情報を持つパケットをMAC情報で包んだフレームとして送ります。
仕組み
アプリケーションがデータを作る
Webの要求やメール本文など、送りたい情報を用意します。
IP情報を付けてパケットにする
送信元と宛先のIPアドレスなど、ネットワーク間を届けるための情報を付けます。
MAC情報を付けてフレームにする
同じLAN内の次の相手へ届けるため、送信元と宛先のMACアドレスなどを付けます。
受信側で情報を外す
各階層が自分の情報を確認して外し、内側のデータを上位へ渡します。
CCNA試験ポイント
- パケットは主にIP層、フレームはデータリンク層で扱います。
- カプセル化では階層ごとの制御情報を付加します。
- 受信側では逆の順序で情報を確認して外します。
確認問題・解説
「パケットとフレーム」について、次のうち「IP情報を付けてパケットにする」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?
まとめ
- パケットにはIP通信の情報が付いています。
- フレームには同じLAN内で転送するためのMAC情報が付きます。
- 送信時に付加し、受信時に外します。