Ethernet通信|CCNA v1.1・v2.0

ARP

ARP:Address Resolution Protocol

ARPは、同じLAN内で宛先のIPv4アドレスに対応するMACアドレスを調べる仕組みです。

目安 9分

解説

IPv4アドレスだけでは、同じLANへフレームを送れない

送信元が同じ内の相手へを送るには、の宛先が必要です。は「このアドレスを持つ機器は誰ですか」と全体へ問い合わせます。該当する機器が自分のMACアドレスを応答し、送信元は対応をARPテーブルへ一定時間保存します。

具体例で考える

例えば、PCが同じLANの192.168.1.20へフレームを送りたいとき、だけでは宛先MACアドレスが分かりません。ARPで「192.168.1.20を持つ機器は誰か」と問い合わせ、返ってきたMACアドレスを使ってフレームを作ります。

仕組み

宛先が同じLANか判断する

同じLANなら、宛先機器のMACアドレスが必要です。

ARP要求をブロードキャストする

対象のIPv4アドレスを持つ機器をLAN全体へ問い合わせます。

対象機器がARP応答を返す

自分のMACアドレスを送信元へ通知します。

対応を一時保存する

IPv4アドレスとMACアドレスの対応をARPテーブルへ保存し、以後の通信に使います。

CCNA試験ポイント

  • ARPはIPv4アドレスからMACアドレスを調べます。
  • ARP要求はブロードキャスト、通常の応答はです。
  • 異なるネットワーク宛てでは、次の転送先であるのMACアドレスを調べます。

確認問題・解説

確認問題 1

「ARP」そのものを説明しているものはどれですか?

確認問題 2

「ARP」について、次のうち「ARP要求をブロードキャストする」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?

まとめ

  • ARPはIPv4とMACアドレスを対応付けます。
  • ARP要求は同じLANへ広く送られます。
  • 調べた結果はARPテーブルへ一時保存されます。