サービスとセキュリティ|CCNA v1.1・v2.0

VPNとIPsec

VPN:Virtual Private NetworkIPsec:Internet Protocol Security

信頼できないネットワーク上に暗号化された論理的な通信路を作る仕組みです。

目安 12分

解説

信頼できないネットワーク上に暗号化された論理的な通信路を作る仕組み

VPNは、インターネットなど信頼できないネットワーク上に、暗号化された論理的な通信路を作る仕組みです。離れた拠点同士を結ぶ用途や、外出先の端末から社内へ接続するリモートアクセスで使います。IPsecは、データの盗み見や改ざんを防ぎ、通信相手を確認するための代表的な保護方式です。

具体例で考える

例えば、自宅PCから会社の内部ネットワークへインターネット経由で接続するとします。VPNは両者の間に論理的な通り道を作り、IPsecがデータを暗号化して、途中での盗み見や改ざんを防ぎます。通信を始める前に、暗号化へ使う鍵や方式を両端で合意する仕組みがIKE(Internet Key Exchange)です。

離れた二つの拠点を暗号化トンネルで結ぶ

VPNとIPsecの仕組みと確認点を順番に示す図拠点AのLAN192.168.10.0/24拠点BのLAN192.168.20.0/24VPNルータA暗号化VPNルータB復号IPsecトンネルインターネット上は暗号化両端で一致させる項目暗号化方式・認証・対象となる通信IKEで鍵とセキュリティ条件を合意設定不一致ではトンネルを確立できません

仕組み

VPNは拠点間またはリモートアクセスで使います

IPsecは機密性、完全性、送信元認証を提供します

IKEで鍵やセキュリティ条件を合意します

CCNA試験ポイント

  • VPNは拠点間またはリモートアクセスで使います。
  • IPsecは機密性、完全性、送信元認証を提供します。
  • IKEで鍵やセキュリティ条件を合意します。

確認問題・解説

確認問題 1

「VPNとIPsec」そのものを説明しているものはどれですか?

確認問題 2

「VPNとIPsec」について、次のうち「IPsecは機密性、完全性、送信元認証を提供します」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?

まとめ

  • 信頼できないネットワーク上に暗号化された論理的な通信路を作る仕組みです。
  • IPsecは機密性、完全性、送信元認証を提供します。
  • 暗号化方式や対象通信が両端で一致する必要があります。