サービスとセキュリティ|CCNA v1.1

QoSの基本

QoS:Quality of Service

重要な通信の遅延や損失を抑えるため、通信を分類して扱いを変える仕組みです。

目安 12分

解説

重要な通信の遅延や損失を抑えるため、通信を分類して扱いを変える仕組み

QoSは、回線が混雑したときも重要な通信の遅延や損失を抑えるため、通信の扱いを変える仕組みです。まず通信を種類ごとに分類し、優先度を示す印を付けます。この印付けをマーキングと呼びます。送信待ちのデータを待ち行列へ分け、送り出す順序を調整する処理がキューイングです。

具体例で考える

例えば、回線が混雑した状態(輻輳)で音声通話と大容量バックアップを同じ順番で送ると、通話が途切れることがあります。QoSで音声を識別し、混雑時に先に送ることで遅延を抑えます。ただしデータを送れる回線容量そのものが増えるわけではありません。

仕組み

分類とマーキングで通信を識別します

キューイングで送信順序を調整します

輻輳時に優先度や帯域を適用します

CCNA試験ポイント

  • 分類とマーキングで通信を識別します。
  • キューイングで送信順序を調整します。
  • 輻輳時に優先度や帯域を適用します。

確認問題・解説

確認問題 1

「QoS」そのものを説明しているものはどれですか?

確認問題 2

「QoS」について、次のうち「キューイングで送信順序を調整します」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?

まとめ

  • 重要な通信の遅延や損失を抑えるため、通信を分類して扱いを変える仕組みです。
  • キューイングで送信順序を調整します。
  • QoSは物理帯域そのものを増やす機能ではありません。