サービスとセキュリティ|CCNA v1.1
QoSの基本
QoS:Quality of Service
重要な通信の遅延や損失を抑えるため、通信を分類して扱いを変える仕組みです。
解説
重要な通信の遅延や損失を抑えるため、通信を分類して扱いを変える仕組み
QoSは、回線が混雑したときも重要な通信の遅延や損失を抑えるため、通信の扱いを変える仕組みです。まず通信を種類ごとに分類し、優先度を示す印を付けます。この印付けをマーキングと呼びます。送信待ちのデータを待ち行列へ分け、送り出す順序を調整する処理がキューイングです。
具体例で考える
例えば、回線が混雑した状態(輻輳)で音声通話と大容量バックアップを同じ順番で送ると、通話が途切れることがあります。QoSで音声を識別し、混雑時に先に送ることで遅延を抑えます。ただしデータを送れる回線容量そのものが増えるわけではありません。
QoSの基本の流れ
- 1分類とマーキングで通信を識別します。
- 2キューイングで送信順序を調整します。
- 3輻輳時に優先度や帯域を適用します。
- 4QoSは物理帯域そのものを増やす機能ではありません。
仕組み
分類とマーキングで通信を識別します
キューイングで送信順序を調整します
輻輳時に優先度や帯域を適用します
CCNA試験ポイント
- 分類とマーキングで通信を識別します。
- キューイングで送信順序を調整します。
- 輻輳時に優先度や帯域を適用します。
確認問題・解説
「QoS」について、次のうち「キューイングで送信順序を調整します」という仕組みを正しく説明しているものはどれですか?
まとめ
- 重要な通信の遅延や損失を抑えるため、通信を分類して扱いを変える仕組みです。
- キューイングで送信順序を調整します。
- QoSは物理帯域そのものを増やす機能ではありません。