IPアドレス|CCNA v1.1・v2.0
ネットワーク部とホスト部
IPアドレスの所属ネットワークを表す部分と、機器を表す部分を区別します。
解説
同じネットワーク部を持つ機器は、同じIPネットワークに所属する
はとに分かれます。ネットワーク部は所属するネットワークを表し、ホスト部はその中の機器を識別します。この境界を示す情報がで、/24のように短く表したものをと呼びます。境界によって分けられた一つ一つのネットワークがです。たとえば192.168.1.10/24では、/24が「先頭24までがネットワーク部」という境界を示します。の数字1組は8ビットなので、先頭24ビットは最初の3組(192.168.1)です。残った4組目の10がホスト部になります。
具体例で考える
例えば192.168.1.10/24では、/24により先頭24ビット、つまり192.168.1までがネットワーク部です。残りの10に当たる8ビットが同じネットワーク内の機器を区別するホスト部です。/24が境界を決めるため、数字だけを見て常に同じ位置で分けるわけではありません。
192.168.1.10/24 を、/24が示す境界で分ける
なぜ10がホスト部なのか:/24は先頭24ビット、つまり最初の3組をネットワーク部にします。その後ろに残る4組目の「10」がホスト部です。
仕組み
境界情報を確認する
IPアドレスだけでは境界が分からないため、サブネットマスクまたは/24などのプレフィックス長を先に確認します。
ネットワーク部を取り出す
/24なら先頭24ビットがネットワーク部です。8ビットの数字3組に相当するため、192.168.1.10では192.168.1がネットワーク側になります。
ホスト部を取り出す
は全部で32ビットです。/24では32-24=8ビットが残るため、最後の数字10がネットワーク内の機器を表すホスト部になります。
同じネットワークか比較する
送信元と宛先のネットワーク部が一致するかを確認します。
CCNA試験ポイント
- 境界はサブネットマスクやプレフィックス長で決まります。
- ネットワーク部は所属、ホスト部は機器を表します。
- 同一ネットワーク判定の基礎です。
確認問題・解説
192.168.1.10/24で、最後の10がホスト部になる理由はどれですか?
まとめ
- IPアドレスはネットワーク部とホスト部に分かれます。
- 境界は別の情報で指定します。
- ネットワーク部が同じなら同じIPネットワークです。