IPアドレス|CCNA v1.1・v2.0
ネットワークアドレスの計算
IPアドレスとプレフィックスから、所属ネットワークと利用可能範囲を求めます。
解説
/26が表す境界から、70が入る範囲を順番に求める
前の教材で確認したとおり、アドレスは全部で32です。/26は、そのうち先頭26ビットがという意味なので、は32-26=6ビット残ります。6ビットでは2の6乗、つまり64通りの値を表せるため、一つのネットワークには64個のアドレスが入ります。最後の数字が取り得る0~255を64個ずつ区切ると、0~63、64~127、128~191、192~255の4範囲になります。192.168.1.70の最後の数字70は64~127に入るため、範囲の先頭192.168.1.64が、末尾192.168.1.127がです。通常、端末へ割り当てられるのは、その間の192.168.1.65~126です。
具体例で考える
例えば、10.0.0.150/27でも同じ手順で確かめられます。/27ではホスト部が32-27=5ビット残るので、一つの範囲は2の5乗=32個です。最後の数字0~255を32個ずつ区切ると、0~31、32~63、64~95、96~127、128~159と続きます。150は128~159に入るため、ネットワークアドレスは10.0.0.128、ブロードキャストアドレスは10.0.0.159です。通常の端末には、その間の10.0.0.129~158を割り当てられます。
192.168.1.70/26 を、途中の計算を省略せずに求める
最後の数字0~255を、0から64個ずつに区切る
結論までの順序:/26 → ホスト部6ビット → 64個ずつ → 70は64~127に入る、と一段ずつ判断します。
仕組み
/26からホスト部の長さを求める
全体の32ビットから、ネットワーク部の26ビットを引きます。32-26=6なので、ホスト部は6ビットです。
一つの範囲に入るアドレス数を求める
6ビットで作れる組み合わせは2の6乗=64通りです。そのため、一つのネットワークには64個のアドレスが入ります。
0~255を64個ずつに区切る
0から数えて64個ずつ区切るため、0~63、64~127、128~191、192~255になります。各範囲は先頭と末尾を含めて64個です。
70を含む範囲の役割を確認する
70は64~127に入ります。先頭64がネットワークアドレス、末尾127がブロードキャストアドレス、その間の65~126が通常の端末に使える範囲です。
CCNA試験ポイント
- からホスト部のビット数とアドレス数を求めます。
- 先頭はネットワーク、末尾はブロードキャストです。
- 利用可能な最初と最後のホストを判断します。
確認問題・解説
192.168.1.70/26のネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの組み合わせはどれですか?
まとめ
- /26ではホスト部が6ビット残るため、一つの範囲は2の6乗=64個です。
- 0~255を64個ずつ区切ると、70は64~127の範囲に入ります。
- 先頭64がネットワーク、末尾127がブロードキャスト、65~126が通常の端末用です。